なお、シリアル番号と検定番号は念のために消しています

ブザンソン天文台は独立系など小規模な検定も受け付けており、以前レポートしたアクリヴィアのクロノメーター コンテンポランもオーナーが希望し、コストを負担することで検定を取得し、検定証明書を付属させることができます。

これは「高精度」を謳うならば、それを数値として証明しなければいけない…と言うストレーラの心意気と理解しました。

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クロノメーター検定は国際規格ISO 3159によって規定されており、ブザンソン天文台のものは測定条件がフランス語で記載されていますが、過去に日本時計学会誌78巻(1976年)に掲載された日本語訳が、JSTJ-stageで閲覧することができるのでこちらから引用して説明します。
なるべく平素に説明すべく、式を使わずに文章で書き下しますが、かえってわかり辛いかもしれないので、オリジナルもあわせてご覧いただければと思います。

試験は、J(Jour:フランス語で日)0からJ15までの16日間にわたって行われ、それぞれの日の姿勢と気温が規定されています、1日(24時間)ごとに正確な標準時間に対しどれだけズレたかの測定値Ei(iは日付)を測定します。

このEiの1日ごとの差を取って、1日当たりの増減にしたものが日差Miになり、単位は(秒/日)となります。
Miは増減を表すので、正負の値を取り、進んでいるときにプラス、遅れている時をマイナスとします。
この15日分のMiを特定の方法で統計処理したものが各基準項目になります。